222章 疫病神
3時間ほどの睡眠を取ったことで、メンタルのバイオリズムは最高潮になった。
「何を食べようかな」
仕事の疲れをいやすためには、「セカンド牛+++++」がいい。みずみずしい肉を食べることで、気分は絶好調になる。
フライパンに肉を乗せようとしていると、ドアをノックされる音がした。肉を冷蔵庫に片づけてから、来客対応をする。
扉を開けると、仕事押し付け人が立っていた。
「アカネさん、こんにちは」
「マツリさん、こんにちは」
家に入れたくないけど、このまま返すわけにはいかない。マツリを家の中に招き入れることにした。
「どうぞ、おはいりください」
「失礼します」
疫病神がやってきたことで、バイオリズムは底辺まで落ち込む。許されることなら、魔法で退治してしまいたい。