ｋ－１０
１７：３０
結構時間を食った。サラサのところにも行かないといけない。サラサのお店はまだ開いていたので、とりあえず安心する。
サラサに「コンニチハ」と言い。持ってきたハーブ類、毒草、卵を出す。これらの品は、鮮度が命なところがあるから、毎日だって来てくれると嬉しいはずだ。
イレーヌ薬草の束は銀貨６枚、ムレーヌ毒消草の束は銀貨５枚、バドル毒草の葉は銀貨２枚と銅貨４枚、ベルジン魔力草の束は、金貨１枚と銀貨３枚で売れた。
ハーブ鶏の卵２０個は銀貨四枚で売れた。スライムの魔核については１個銅貨２枚とのことでこれは銀貨４枚になった。
しめて、金貨３枚、銀貨４枚、銅貨４枚となった。
ちなみに銀貨は１０枚で金貨１枚になる。植物が見分けられるようになったことと、最初よりは慣れてきたことで、割と採集効率があがってきた。
家の前で育てることもできるし、もう少し効率を考えた行動を心がけたいと思う。
ついでなので、サラサに店の商品を見させてもらうことにする。
魔法具という装置のようなものが並んであり、スライムから採取したような魔核はその動力源として使用されているいるそうだ。
実際に、商店には魔核をエネルギーとして使う『コンロ』があった。
コンロには魔核をはめる場所があり、サラサはそれを動力として火を出して見せてくれた。
魔核は、日本で言うところの電池のようなものだろうか。でも電池だけでは火は出ないので、電池ともまた違う力だ。
他にも、魔核を動力源として光る、『ランタン』が売っていた。同じエネルギーも火になったり光になったりと不思議で仕方がない。
電気も光になるのはもちろん、抵抗の高い電熱線を通すとドライヤーやオーブンのように熱に変換して使うこともあるので、似ているとも言えなくもない。
まあ、不思議なことには変わりはない。
また、ポーションが売っていた。試験管のようなビンに入ったイレーヌ薬草の体力ポーションが金貨３枚もしていた。
おそらく、戦闘中に摂取するなら、飲み物の方が素早く摂取でき、薬効も良いのだろう。
俺はまだ、魔法を使ったことがないのでわからないが、スキルを覚えたので、気力を回復させるために、ポーションは必要なのではないかと思った。
なぜなら、バッシュを一度使ったあと、もう一度使おうとしても、木剣は白く光らなかったからだ。
単純に気力の枯渇であると思われる。妙な倦怠感もあるし、あとで、ベルジン魔力草を摂取してみよう。
移動用の馬についても聞いてみた。もちろん、ジェスチャーとマジックボードに絵を描いてだ。
しかし、馬は金貨１００枚はするとのことで、今すぐ俺がどうこうできるものではなかった。
サラサにフライパン、鍋と薪を少々ほしいと言ったら、タダで譲ってくれた。
見事なスタイルのクセに、太っ腹なことよな。
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サラサの商店にて魔道具を確認。魔核はエネルギーとして使われているようです。
とりあえず生活に必要なフライパン、鍋、薪を手に入れたケイゴでした。
ケイゴ、馬ゲットなるか！？
