パパさんの攻防
パパさんはよういちくんを見ながら生唾をゴクリと飲まれました
よういちくんの頭をなでなでしながら優しくよういちくんに言われます
(よういち、昔行った動物園の事を覚えてるかい)
よういちくんは(動物園、んー、覚えてないや)と笑顔で言われました
パパさんは唾をゴクリの飲み込みながら続けました
(よういち、動物園にはさ、いろいろな可愛い動物たちがいるよね)
よういちくん
(うん)
パパさん
(あのね、動物くんたちは実はよういちのお友達になりたいって言う小がたくさんいるんだよ、実はね、パパさ、すべてではないが一部の動物くんの声が聞こえるんだ、これね、誰にも秘密だよ、よういち、わかった)
よういちくんはすごく驚かれながらパパさんを見上げて言われました
(パパ、それ、本当のお話、ママにもいっちやーダメなの)
パパさんはよういちくんの反応を見て、かかったと邪悪な事を思われました
パパさんはよういちくんの頭を優しく撫でながらかいじゆしょうとたくる見ました
パパさんは遠い目をなされながら静かに言われます
(パパね、昔、よういちと初めて行った動物園でね、不思議な声を聞いたんだ)
よういちくん
(不思議な声)
パパさん
(そうだよ、よういち、それはね、園内を散歩中突然聴こえてきたんだ
心の中からね、その不思議な声は言うんだ
貴方の一緒にいる子供、すごく可愛いね)
よういちくんはとことん嘘をほざかれているパパさんの作り話を素敵な物語として聞いておられました
子供特有の無邪気な笑顔で
よういちくん
(それでどうしたの)
パパさんは言われます
(それはね、私とよういちが園内にいるパンダくんの場所で起こったんだ
私は思わず辺りをみまわすとね、パンダくんと目があってね、そしたらまた声が聴こえるんだ)
普通、本当に声が聴こえたならば間違いなく精神的な病気である
パパさんはわけもわからなくなりながら強引に物語を考えて言われました
(パンダくんとみつめあうとね、声が言うんだ、僕ね、パンダくんだよ、遊びに来てくれて本当にありがとう
その子、本当に可愛いね、パパさん、
僕ね、いつかその子と一緒に遊んでみたいな
僕がね、死んでしまったら必ず転生してその子に会いに行くよ、そうだ、次はぬいぐるみで会いにいこうかな、その時はよろしくね、パパさん)
て言ったんだよ、よういち、何でもね、噂ではあのパンダくん、死んでしまったらしいんだ、もしかしたらさ、いつかよういちのところに来るのかもね、きっと)
無邪気なよういちくんは(すごいなーもしも来たらさ新しいお友達が出来るね、パパ、来るとイーなーパンダくん)
と言われながらキャキャとはしやぎました
パパさんは思わず悪党面のニヤリといたしました
パパさんはよういちくんをはなさるますとちょと仕事しすぎたかな)
とほざかれながら(よういち、少し休憩するね)と言われまして、すぐそばにあるソファーでゆっくりと寝られました
それをとうくから拝見していらしましたママさんは本当に大丈夫かなーと不安に襲われましたが、とりあえず見守ることにいたしました