第7話 何故か? 鋼の甲冑を身に纏う女性の介護を始めます(3)
まあ、こんな僕の独り言の嘆き呟き、愚痴を漏らしているのを、今の令和の時代の若者達が聞けば。次に皆が思うことは?
健康飲料。スポーツドリンクを購入すればいいのでは? と、思う筈だ。
でもね?
そう、この時代を生きてきた人達は、己の過去を脳裏で、走馬灯が回るのを見るように思い出して欲しい。欲しいのだが。このスポーツドリンクと呼ばれる。今の令和の時代。特に春の終わり頃から秋にかけて、熱くなる季節には欠かせない。熱中症予防の為にと、家庭に一本は、ペットボトルがあり。冷蔵庫で冷やし、保管をしているのではと思われるスポーツドリンクの方も。今の令和の時代のように、飲料水の自動販売機の定番商品ではない時代でね。設置、販売をしているメーカーさんも大○製薬さんの、ポ○リス○ットのみだった筈だよ。確か、僕の古い記憶によると?
それにさ? あの頃販売をしていたスポーツドリンクは多分? 海外のメーカーさん、輸入品も含めて、三つあるか、ないか、だったような気がするし。今も販売をしているのかな? スポーツドリンクの粉末状になった者の販売。冷水に溶かして使用するのだけれど。
それもさ? 普通にスーパーマーケットやコンビニエンスストア、と、いっても。コンビニ自体が未だ数少ない時代。営業時間の方も? 夜遅くても、一〇時や十一時ぐらいで閉店をしていた記憶がある地方はね。
まあ、都会は知らないけれど? コンビニエンスストア自体がポピュラーな時代ではないから。雑貨屋、パン屋さんにしておくね。まあ、そう言ったお店に、スポーツドリンクの粉末状になった物が安易に陳列棚、定番として置いてある時代ではなく。スポーツ品店などの特殊なお店でしか取り扱いがない時代だった記憶がある昭和の終わりの頃の時代はね。