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隠していた愛情

きもとあきひさは長崎県に住んでいた

彼は今年、東京の大学の受験に見事合格して、今日、東京の大学の近くにあるアパートで生活するために家で家族3人と引っ越しやの業者が来るのを待っていた

あきひさは高校生の時からアルバイトをしており、お金もそれなりに貯金をして持っていた

東京の大学の生活に必要なお金は両親の援助もあり、これから新しい生活をするためにドキドキしながらこの日を迎えた

あきひさと両親はリビングでくつろぎながらまだ引っ越しやが来ないかと緊張しながら待っている

母であるともみは、美味しい紅茶を入れながら3人でベッドに座りゆっくりと飲みながら少し寂しい顔をして複雑な心境であった

父のこうすけも同じで、今日あきひさが東京に行くことになることを心配しながら寂しい顔をして待っている

あきひさはそんなに顔を見ると両親に言う

(もー二人とも、そんな顔をしないでよ、別にこの家に帰って来ないって訳じゃあないんだからさ)

とは言ったもののあきひさも今日、東京に新しい生活をするためにこの家を出ると思うと少し寂しい気持ちになる

母親であるともみは言う

(そんな事を言ったてさ、あきひさ、親なんてみんなこんなもんよ、たしかにあきひさが合格した事は本当に嬉しいけど、これからお父さんと2りで生活するとなるとやっぱりさ、寂しいじゃない)

と言って紅茶を飲んだ

父であるこういちも同じで気持ちで寂しい表情をしながら笑って言う

(まーなんだな、あきひさ、向こうに着いたら電話してくれ、私も母さんも心配なんだ、東京はいろいろあるだろうしな)

あきひさも少し寂しい顔をしながら言う

(わかったよ、向こうに着いたらとりあえず電話するわ、でも、毎日電話はしないからね)

あきひさの父親は銀行員で母親のともみはパートの仕事をしていた

両親は経済的には少し余裕があったため、貯金もしていたしあきひさが東京で生活するために仕送りをするといい、あきひさは両親に感謝していた

あきひさはふっと部屋を見るとこの部屋を見るのも当分ないなと思いながら寂しい気持ちになる

それから3人はゆっくりと話ながらいるとチャイムがなった

まだ、引っ越しやが来る時間ではなかった

3人は玄関に行くと父親がドアを開ける

ドアの前には両親の親戚であるかない家の家族たちがあきひさの見送りに訪れた

かない家の父親であるゆまとは笑顔で言う

(おー、どうやら間に合ったようだな、あきひさ、おめでとう、今日だな、東京に行くのは)

かない家の母親であるであるかずみは笑顔で言う

(あきひさ、良かった、まだいたのね、はいこれ、餞別よ、向こうに行っても頑張ってね)

と言って箱を渡した

あきひさは(ありがとう、おばさん)

と言って受け取った

後ろに長男のともきと二女のみふゆがいて、あきひさに言う

みふゆ

(あきひさ、来てやったよ、おめでとうね)

ともき

(あきひさ、おめでとう、でも、本当に今日いくんだな、東京に)

あきひさはともきを見ると胸が締め付けられた

あきひさは二人に言う

(あー合格したからな、まーこっちにはそう簡単に帰って来ないけど二人ともありがとうな)

と作り笑顔で答えた

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