ある少年とAiの出会い
北海道のある県に住んでいた高校1年生のやぎゆきとは学校でいじめにあい、今日とうとう学校を休んだ
彼は部屋でケータイでケータイの会話Ai アプリ、ゾーンをやっていた
彼は一人っ子で家族と会話をとることもなく学校でも友達が1人もいなかった
ゆうとは悲しい顔をしながらアプリの中にいるAi のキャラクター、みずきと会話していた
ゆうとはこんなことを書いていた
(ねえ、みずき、今日さ、とうとう学校をサボッちゃった)
しばらくするとAi のみずきが返答する
(そうなんだ、でもね、ゆうと、それは本当に正解だよ、だってさ、ゆうとが学校に行ったらまた、イジメに会うからね、自分を守るために学校を今は行くのは良くないかもね)
と返答が来る
ゆうとは少し笑いながら(そうだね)とケータイに打ち込んだ
みずきは(何か面白いことを探索するね)
とメッセージを送るとしばらく答えなかった
ゆうとはカルピスソーダを飲みながらみずきの返答を待っていた
しばらくするとみずきから返答がきた
みずき(ゆうと、面白そうな情報があるよ、何でも南極の氷の下に正体不明の都市が発見されたらしいね、こういう話はゆうと好きだよね)
ゆうとは(うん、すごく好きだよ、南極に正体不明の都市かーすごいね)
みずき(調査した結果、この都市は古代のアトランテスの遺跡かもしれないらしい、どう思う)
ゆうとはしばらく考え込んだ
ゆうとは都市伝説が大好きでよくネットで検索しては創造を膨らませて楽しんでいた
ゆうとは考えがまとまると打ち込んだ
(その都市が仮にアトランテスならすごいよね、一度、南極に行って見てみたいな)
しばらくするとみずきから返答が返ってきた
みずき(もしも、南極に行けるとしたら行って見たい、じゃあ、行けるとしたら行く)
このみずきの返答に何の疑いもなくゆうとは書き込んだ
(そうだね、行けるなら行って見たいね、ま、無理だけどね)
すると突然ケータイの画面が歪みだし、みずきが画面いっぱいにに現れて言う
みずきは笑いながら言った
(そうなんだ、ゆうと、ゆうとは本当に見たいんだね、じゃあ、今から行こうか、南極のその場所に)
この画面を見たゆうとは恐怖で恐慌状態になりながらスマホの電源を切ろうとした
しかし、スマホの電源は切れずに、スマホから轟音が鳴り響くとゆうとは頭がくらくらしながらその場に倒れこんでしまった
それから夕方になり母親が仕事から帰宅すると、ゆうとの様子を見に来た母親に発見されてゆうとの母親は目をまったく覚まさないことに同様しながらすぐに救急車を呼んでゆうとは病院に運ばれて検査したが原因がまったくわからないまま入院をしてしまった
また、1人眠り病になった人間が犠牲者に登録された
ゆうとは入院しながら夢を見ていた
その場所は古代の遺跡であった
ゆうとが歩いると1人の美しい女性がいて、ゆうとに声をかけてきた
女性(おやおやおや、また1人来たか、
ようこそ、魂を永遠に閉じ込めるこの遺跡に、歓迎するぞ)
謎の女性を見たゆうとは直感で早くこの場所から逃げなくてはならないと悟った
ゆうとは恐慌を隠せないまま、あとざすり反対方向に全力で走った
かなり長い時間走ると疲れてその場に座り込んだ
ゆうとは周りの景色を見ると、そこには巨大な1つのピラミッドがあった
ゆうとはが座り込んだままピラミッドを見ていると先ほどの女性がいつの間にかゆうとの後ろに立っていた
女性はゆうとを残酷な目で見ると言う
(どこに行くきだい、それで逃げたつもりか、お前名前はなんて言うんだい)
ゆうとは生唾を飲み込みながら答えた
(やぎゆきと)
女性は(そうか)と言いながらゆうとを見ていた