他所の島へ
この前の話は一月辺りに、(多分望んで無いし) 十九人分有るのでガチで間に合わなくなるので
ーー
累が一人と指名したもう一人を呼び、その後迷惑をかけない範囲で好きな様にさせた後、累を連れ、他所の島へ向かう事になった。
今累の部屋に居るのは、ニーナ、サーレ、ムー、雄介、葵
「本当に消えてるのか? あの魚」
「消えてるよ、でも、もし旅行とかするならイルミナはやめといた方が良い、多分累には合わないと思う……」
「何が有るんだよそのイルミナって所」
「その島は能力者を神の使いって呼んでる奴らの集まりなんだよ、正直、人間なんだから特別扱いなんてしなくて良いのによ」
「神の使い、なんて大したモノじゃないのにね、でも例外はあるっぽい、能力を盗む人が居るみたいなんだけど、その人は悪魔の使いって呼ばれてるみたいだから」
「何で悪魔呼ばわりなんだよ、ムーみたいに能力で不憫な思いしてる奴からしたら救済してくれる人でも有るってのに、イルミナは絶対合わねぇな」
「別に今でもそーんな悪くはなーいよ」
「なら良いんだが、無理すんなよ」
「しかし累がおむすびが好きだのは予想外だな、具は何だ?」
「シャケ、後塩多めにしてもらった」
「まさかニホンって所虫を食わないなんてね……」
「言ってなかったか?」
「僕とニーナには言ってたけど、他のみんなには言ってなかったと思う」
「まぁ、ココでもココで…… あんなグロいの出るのは予想外だったが……」
「虫とか食べてたし…… 名前アレだし……」
「他の名称も調べとくべきだったって後悔した。もうネスさんには頭上がらねぇよ…」
そうこう話しているうちに食べ終わり、少し休憩した後、マラプ島への準備を始めた。 途中、マラプ島がどんな島か軽い目の説明をニーナから受けた。マラプ島は一年を通して暗く、治安も悪い様な説明だった。 しかし、コレは比較的最近一気に治安が悪くなったらしい、殺人や放火では無く、盗みなどが多い様だった。
治安が一気に悪くなるだなんて、犯罪組織でも有るのか? と言うか他の所には異世界からの侵略者が居るかもしれないんだよな、別の所かもしれないが、間違って攻撃された時様にいつでも身構えてるか。
そして約二日程でマラプ島へ行くと、昼間なのに薄暗く、島に着き、船から降りると同時に声をかけられて、こう言われた。「この島では良い事はしないように、もしすれば酷い事が起こる」と、その言葉に累は少し腹が立ち、色々言った後、ニーナ達を置いて頭を冷やそうと単独行動をした。