0話〜prologue〜動き出す運命{改}
いつも俺は孤独だった。
誰1人として信用できる仲間などいなかった。
いつも誰かに裏切られ続けてきた。
でも1人は嫌だ。
だからどんな奴にでも頼られると断れない。
どんな嫌な奴にでもだ。
神はそれを知り契約を持ちかけてきた。
そう、世界を救う為にと。
何かが変わるかもしれないと思い契約を結んだ。
後に思えばこの契約さえしなければと後悔をしている。
俺はこの契約のせいで更に孤独になった。
……そして、今日この日から俺の孤独な運命の歯車が回り出した。