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ククトは言う。

(みわ、きょうすけ、ふたたび結界をひ

き、般若心境を唱えよ、我はその経文

の力を増幅して、不動明王を招来して

みる)

きょうすけたちは、わかったと言う。

2人はふたたび結界をはると、ありった

けの霊力を使い般若心境を唱えた。

ククトは後方に下がると言う。

(言葉は命、言葉は力、言葉は原理、言

葉は知恵、我のもとに集まれ、力ある

言葉よ、ムーグ)

すると、きょうす、みわ、ククトが光

輝き出した。

きょうすとみわの光の力がククトに集

まる。

その力は結界を強化させ、その輝きを

見たレギオンは怯んだ。

ククトはありったけの力を使いながら

天を見て唱える。

(神界にいまします大いなる不動明王

よ、我がなはモーリス、その大いなる

いにしえの契約により、我の声を聞き

たまえ、我に力を与えよ、オン、アボ

キヤ、ベイロシヤ、ノウ、マカボダラマ

ニ、ハンドマ、ジンバラ、ハラタリタ

ヤウン)

ククトはこうみょうしんごんを唱え

た。

すると、ククトに不動明王の声が聞こ

えた。

(魔界女王の守護者か、よかろう、我が

力かそうぞ)

上空の空間がねじまがり、不動明王の

分霊が出現した。レギオンは怒りなが

ら不動明王に攻撃を仕掛ける。レギオ

ンの悪念想の力が口から黒色の力っと

なって、吐き出された。その力が不動

明王を包み込む。不動明王は苦しみな

がら言う。

(これほどの怨念、さぞや苦しかろう

な、哀れな)

ククトは光輝きながら言った。

(きょうすけ、みわ、これが最後だ、す

べての力を不動明王に与えよ、不動明

王火炎陣を唱えるぞ)

ククト、みわ、きょうすけが精神を集

中すると、光が空間で一つになった。

それが不動明王に吸収される。

ククト

(いくぞ、2人も、不動明王火炎陣だ)

みわときょうすけは不動明王火炎陣の

経文を唱えた。

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