泣き虫令嬢は悪女の仮面を被り伯爵当主に返り咲く (外部サイトで読む

あさぎかな

「もういや! みんなのいる屋敷に帰りたいっ! クラウスに会いたい!」
 泣き虫で自堕落な生活をこよなく愛していた伯爵令嬢に転生したレジーナは、父の死と共に当主後継者争い、王家との婚約破棄、他国との領地問題に巻き込まれて殺されそうになる。
「もう無理! ムリムリムリムリーーーー」
「まったく、そういう所はまったくおわかりないようで」
「うぐっ、クラウスの意地悪……」
 泣き虫で、逃げ腰だったレジーナだが、家族を守るため土地神である魔族クラウスと再契約を結ぶことに成功する。
 伯爵当主の証を得たレジーナは、完全無欠の悪女の仮面を被ることで困難に立ち向かう。
 執事クラウスは「大切な主人のため」と面白半分で三カ国に囲まれている国に対して、「エル・ファベル王国から独立を宣言する」という書状を勝手に送り、状況を大きく動かす。
(はぁあああああああ!? 独立宣言!?)とレジーナは頭をかかえる。
 最初こそレジーナは再契約を結んだ魔族であり執事のクラウスに翻弄され、頼ることが多かったが、徐々に自身の才覚を発揮して様々な問題を華麗に片付ける。彼女の手腕に守護騎士ロルフ、執事クラウスに始まり、ラインハルト第三王子や魔王の心を掴んでいき……。

拗らせヤンデレ魔族執事クラウス×泣き虫自堕落令嬢レジーナ×わんこ系機械人形の護衛騎士ロルフのラブコメファンタジー、頭脳戦、ざまあ展開あり!

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