撃祷師《バスター》のセシル
「あなたが灰になる前に言うべきだった。だけど、言えなかった。今さらどうにかなるわけじゃないけど、言っておけばよかった。言葉よりも先に涙があふれ、別離の瞬間が飛び去っていく。少女が嗚咽するなか、棺が炉の中へ吸い込まれた。」という台詞から物語は始まります。
その後、亜門科学技術院で乱射事件が起こり、生徒会長と彼女を助けにやってきた撃祷師セシルは、犯人の半生を水晶玉で覗き見ています。彼は帰宅部の三宅史郎で、成績も良くなく、虐められる日々を過ごしていたという過去を持っていました。
学校側は部員らが手作りした銃器で包囲し、催涙ガスで解決を試みましたが、無効化され、とらわれてしまいます。そこで、生徒会長とセシルが現場に急行し、交渉に入ります。
しかし、犯人の亜門は床に転がり、震えながら事件を終えたことを告げます。物語は、この事件の真相や亜門の心情を描いていきます。
目次
- 撃祷師《バスター》のセシル
- 更新日:2022年11月02日
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