食べられそうにないモンスターを食べたい (外部サイトで読む

牛熊

「可食部がないな」
「木ですからね……」


モンスターが出現するようになった世界で食べられそうにないモンスターを食べようと、こんな感じのやりとりや試行錯誤を繰り返していく話です。


長いあらすじ


ある日、地球は異世界と融合した。

後に大異変と呼ばれる現象が起きたことをきっかけに、人々は現代的な生活に別れを告げることとなる。

大異変により地形や気候などが変わった世界において、それまで地球に住んでいた人々の前に異世界の神々やモンスター、国家が地球上に出現した。

また、それに呼応するかのように空想上の存在と思われていた地球の神々や悪魔、モンスターなども出現。

そして争いが始まった。


この大戦の後、復興へと歩みだした人類が直面したのが深刻な食料不足の発生だった。

インフラの崩壊によりエネルギーや各種資源などの確保も絶望的になった時、それらを代替する手段として注目を集めたのがモンスターである。

人は食べないと生きることができない。

飢えて死ぬくらいなら、モンスターを狩ることなど大した問題ではない。

そうして、人はモンスターを狩り、モンスターを食べ、モンスターを資源として利用するようになる。

こうしてモンスターを狩るハンターという職が誕生することとなった。


そんな世界において、ハンター兼料理人の貝塚雅之(かいづか まさゆき)はモンスター食に情熱を傾けていたが、「普通のモンスターを食べるのにはもう飽きた」と言い出す。

貝塚は弟子の柿本恵(かきもと めぐみ)を巻き込み、食べられそうにないモンスターを食用にしようとする挑戦を始めるのだった。

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