『先生と龍』(『今昔物語集』巻第13「竜聞法花読誦依持者語降雨死語第三十三」)/ 菊野琴子 (外部サイトで読む)
龍苑寺という廃寺に不思議な青年が現れ、寺を直して村の子供達に学問を教えるようになった。ある日そこへ、嵐と共に男が降り立つ。その男は龍であった。龍はそのまま寺に棲み、人々と接する内、国中に存在が知れ渡る。やがて国が大干魃に見舞われ、青年を召し出した帝は、龍を操れと命じるが――――。
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