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力のみ存在していた世界。
悠久の時と共に少しずつ世界は膨脹してはいたが、未だ世界には力しかなかった。
そんなある時、世界に一つの存在が生まれる。それは力しかなかった世界に新たな世界を創造し、そこを管理する者を創造した。
最初の管理者という事で、かなり力を入れて創造してしまったが。
それから永き時を経て、創造者は世界を増やしていく。しかし、創造者は創造にしか興味が無く、創った後の事は全て既に自身よりも優秀な最初に創造した管理者に丸投げであった。
その最初の管理者は後進の育成をしつつ、創造主が創造した管理者達が交流出来るような環境を整え、創造主から丸投げされる案件を滞りなく対処出来るような体勢を構築していく。
そうした事の傍らで、最初の管理者はとある理由から自身で世界を創造する。
創造主の丸投げに対処しながら、最初の管理者が並行して創造した世界に手を加えていたある日の事、創造主は自身の失態のつけをその世界に押しつける。
その失態とは、創造した世界から僅かずつ力が外に漏れてしまっているというもの。外の世界に漏れ出た力の影響で、外の世界は限界に達しようとしていたのだ。
その漏れ出た力とは、主にその世界で創造されたモノ。それは水や空気や木などから、虫や動物や人まで様々。
創造主が施した細工は、最初の管理者が創造した世界へとそれらを押しつける道の構築。
それらが流れ着く世界へと変貌してしまった世界だが、最初の管理者はそれらも呑み込み自身の創造した世界を管理していく。
「ようこそ世界の終点へ。私はこの世界を管理しているれいで御座います」
そして今日も、また新たな何かが流れ着く。0クル
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些細な失敗から部屋に引きこもっていたオーガストは、ある冬の日に母親から働くか学園に行くかの二択を迫られ、半ば脅迫気味ながらも学園に入学することを決める。
学園では様々な出会いと別れが待っており、オーガストは色々な経験を経て少しずつ変わっていく。
その変化に伴い、オーガストの目にする景色も変わっていき・・・。0クル
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文章の練習の為に書く掌編集。
ジャンルは様々で、一つ一つ独立した物語の為に関連性や連続性はありません。
更新日は不定期です。
キーワードは投稿した作品に含まれていた場合に追加していく予定。
タイトルはその作品のテーマ。0クル
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