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  • shigeru_kimoto

    1668年、日照りで苦しむ農民のために立ち上がった男がいた。

    水戸藩北部、松井村の名主、沼田惣左衛門。
    父から譲り受けた村のまとめ役もそこそこに、廓通いの日々を送っていたのだが、ある日、村の者たちに詰め寄られる。
    「このまま行けば、夜逃げしかねえ、そうなって困んのはオメエだ」と。
    そこで、惣左衛門は咄嗟に言った。
    「『灌漑用水』を山から引く用水路をつくろう!」
    実は死んだ父の夢だったのだ。

    村に水を引ければ安定して稲作が出来る。村人たちの願いと惣佐衛門の想いが合致した瞬間、物語は動き出す。

    350年前の実話をもとに作者が手心を加えた日照りで水田の水に困窮した村人達と若き名主の惣佐衛門が紡ぐ物語。
    始まります。

    短編。
    作中の度量換算、用語、単位、話法などは現代風に置き換えておきました。だって、わかり辛いもんね。

    2クル

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    (1)

    時代
    古代・過去
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    20代
    その他の要素
    ヒューマンドラマ
  • とべない天狗とひなの旅

    ちはやれいめい

    越後の山村で暮らす童女ヒナの前に、翼を失った天狗が落ちてきた。
    人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
    主君サルタヒコの怒りを買って、翼を封じられたのです。
    フェノエレーゼの事情を知って、ヒナは旅についていくことを決めます。
    フェノエレーゼはしかたなく、ヒナをオトモに旅に出た。
    あんまり大丈夫じゃなさそうな組み合わせの旅はじまりです。

    壱〜陸 越後(現・新潟県)
    漆、捌 上野国(群馬県)
    玖 武蔵国(埼玉県~東京都)
    拾 甲斐国(山梨県)
    拾壱 駿河国(静岡県)
    拾弐 遠江国(静岡県西部)
    結 三河国(愛知県)

    文 ちはやれいめい
    フェノエレーゼデザイン トトさん
    https://mypage.syosetu.com/432625/

    参考文献
     越後の民話 日本の民話3/水沢謙一
     陰陽道とは何か/戸矢学
     画図百鬼夜行全画集/鳥山石燕
     日本の妖怪&都市伝説事典/ながたみかこ
     日本の伝説西日本編/大川悦生
     新潟県伝説集成上越編・中越編/小山直嗣
     妖怪学入門/佐藤友之編
     よくわかる日本刀/株式会社英和出版社発行
     ふるさとの伝説日本発見/暁教育図書
     図説日本の妖怪/監修・岩井宏貴 編・近藤雅樹
     源氏物語絵巻五十四帖/監修船橋聖一・久松潜一
     京都・社寺の昔ばなし/河野伸枝
     日本のかたち五・民家/文・立松和平 写真・日竎貞夫 山と渓谷社
     日本民家紀行/高井潔
     図解日本史/成美堂出版
     玉水物語/著者不明
     酒呑童子神社に残る酒呑童子伝説看板より(こちらは本でなく立て札)
     三国自然歩道を歩く人のために 三国峠の伝説/笛木大助
     神社の解剖図鑑/米沢貴紀
     日本貨幣カタログ2003/日本貨幣商協同組合
     日本密教 その展開と美術/佐和隆研(NHKブックス)
     北越雪譜/鈴木牧之 名著刊行会
     滋賀むかし話おもしろ話
     弘法大師さま四国ふしぎな昔話

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  • 尺八と賢人

    水原麻似

    「ぼうけん!メカ尺八」号が淋病に侵され、暴言を吐きながら「物知り館」に激突してしまった。その衝撃で「物知り館」は「ののしり館」となり、周囲からは大笑いされた。しかし、何年か後、その事件に関わった人物から謝罪の手紙が届く。返事を書くときに、主人公は自分自身についても考えることになる。自分が狭い世界にいることを悟った主人公は、人の心を動かすために筆を取り始める。自分の過失を反省し、悟ったことを行動に移そうと決意する。しかし、自分自身のやり方が拙かったことに気づき、改めることを決める。

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    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    30代
  • やすぶきみひで

    近江六角家最盛期を作り上げたとされる六角定頼。
    彼の子供で男子は、六角義賢ただ一人。
    しかし、定頼晩年に一人の男の子が生まれる。
    この史実に存在しない筈の六角定頼二男は、戦国の世にいかなる変化を齎すのか。

    この物語は、もしかしたらありえたかもしれない戦国の世の結末の一つである。

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    時代
    中世
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主要登場人物の属性
    軍隊
    戦士
    その他の要素
    戦争・戦記
    策略・陰謀
  • BOOK SHORTS(ブックショート)

    いたずら狐のコンと百姓の兵十。コンは自分のいたずらのせいで兵十の母親が死んでしまったと思い、人間に化けて兵十の世話をやく。そうと知らない兵十は変化したコンに恋をするが……。銀杏の木に見守られながら、孤独なコンと不器用な兵十の恋が動き出す。

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  • 櫻井正

    江戸時代の実在した豪商「紀ノ国屋文左衛門」の幼少から青年期にかけての物語です。神社にて柔らと剣修行。
    打撃した木から落下した小猿を、介護し仲良くなり猿飛びの術を取得する。
    神社に立ち寄った修験者に、紀州流根来忍法を授かり、見る見る上達する。
    剣術、根来忍術、合気術、太極拳(カンフ-)を習い滅法強くなりました。紀州藩の命令を受け、ホオジロ鮫の退治を引き受けて見事退治し、褒美に武士名許されて、紀ノ国屋文左衛門と名乗ります。(注意)作品中のホホジロ鮫は最近学術名、ホオジロ鮫となっています。

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