ボヤキ癖のある薬師は平穏に暮らしたい (外部サイトで読む

ハルヤネコ

 ダックウィードの町には、始まりのダンジョンがある。
 と言ってもダンジョンが見つかってから、すでに240年も経っている現在、目新しい事もない終わった町とも言われている。
 そんな寂れた町の住人は、外から入ってくる者をカモだと思っている町民、自分本位で盗賊のような初心者冒険者、食えないギルドや、遣りてのババアが経営する呑み屋など、一癖ある者ばかり。
 王都にある学院を卒業したナルは、そんな町でただ一軒の薬屋を、グチを言いながらも平穏に経営している。
 そこに学園時代の同級生である筋肉馬鹿の騎士と、ナルシストな魔術師が訪ねてくる事で、ナルの平穏は徐々に脅かされていく。
 ナルは平穏な日常を取り戻す事が出来るのか。

R-15は保険です。

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