悪逆王女は改心したいのに、時戻しの魔法使いが邪魔してきます!? (外部サイトで読む

和島 逆

「あなたは死ぬのです、リディア姫。このままでは十八という花盛りに、断頭台の露と消えてしまうことでしょう」

王女である私の十五歳の誕生日。
縁起でもない予言をもたらしたのは、『時戻しの魔法使い』を名乗る不遜な男。
三年の時を遡った男が言うには、私は『悪逆王女』として贅沢の限りを尽くした挙げ句、最後には国民に憎まれ処刑されてしまうらしい。

「私は絶対に悪逆王女にはならないわ」

死の運命を回避するため、これからは質素堅実に生きていくことを決心する。

これで万事解決――のはずだったのに。

時戻しの魔法使いが、地味に私の更生計画を邪魔してくるんですけど!?

*悪逆王女大好きな魔法使い&絶対に死にたくない悪逆王女の物語。

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