三男坊と天塚の雪 (外部サイトで読む

成巳 龍太郎

犯人は、屋敷に住む三男坊。トリックは手垢塗れの密室殺人。
それが、つい先程、天塚司朗が「次はこれを読んでみてくれ」と友人に押し付けられたミステリー小説の内容だ。司朗はコーヒーを飲みながら、ページをパラパラとめくっている。
部屋の中、扉の前に立つのは、その小説の作者である喜嶋洋介。彼は、新人作家だ。
洋介は、担当編集者であり司朗の旧友でもある一文字慎三に車に乗せられて、司朗の元まで連れてこられていた。そして、「アドバイスをもらっておけ」と一人部屋に残されていた。
そうして司朗が洋介の小説を読み始めてから、一〇分も経たない頃。司朗は小説から視線を外すと、洋介へとアドバイスを送った。
「人はね、雪を食べたら死ぬんだよ」と。
司朗の視線の先、窓の外では、粉雪がヘッドライトに照らされて舞っている。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

    司朗
    天塚司朗
    天塚
    手垢塗れ
    粉雪
    旧友
    洋介
    三男坊
    喜嶋洋介
    ヘッドライト
    トリック
    密室殺人
    屋敷
    犯人
    視線
    ミステリー小説
    作者
    新人作家

    Web Services by Yahoo! JAPAN

小説を読む(外部サイトで読む)
評価と感想

作品を評価する

星を選択して「評価する」ボタンを押してください。評価後、「評価を取り消す」ボタンを押せば評価を取り消すことが可能です。

感想を書く

感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。

通報をする

読者への感謝の気持ち