この満ち足りた匣庭の中で 二章―Moon of miniature garden― (外部サイトで読む

至堂文斗

それこそが、赤い満月へと至るのだろうか――

『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。
更なる発展を掲げ、電波塔計画が進められ……そして二〇一二年の八月、地図から消えた街。
鬼の伝承に浸食されていく混沌の街で、再び二週間の物語は幕を開ける。
古くより伝えられてきた、赤い満月が昇るその夜まで。

オートマティスム、鬼封じの池、『八〇二』の数字。
ムーンスパロー、周波数帯、デリンジャー現象。
ブラッドムーン、潮汐力、盈虧院……。

ほら、また頭の中に響いてくる鬼の声。
逃れられない惨劇へ向けて、私たちはただ日々を重ねていく――。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

    オートマティスム
    満生台
    ムーンスパロー
    ニュータウン
    惨劇
    デリンジャー現象
    混沌
    盈虧院&hellip
    匣庭
    ブラッドムーン
    伝承
    潮汐力
    赤い満月
    電波塔計画
    Moon of miniature garden
    コンセプト
    発展

    Web Services by Yahoo! JAPAN

小説を読む(外部サイトで読む)
★と感想

★を贈る

星を選択して「いいね!」ボタンを押してください。投票後、「いいね!を取り消す」ボタンを押せばいいね!を取り消すことが可能です。

感想を書く

感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。

通報をする

読者への感謝の気持ち