女性が才能を発揮しあらゆることにおいて強い国の聖都フィーア。
そのスラム地区で親もなく過ごしている一人の少年はある日、命の危機を有名貴族のリチア・フィオラに救われる。しかし、そのまま気絶させられて拉致されてしまった。
少年が次に目を覚ませば身の丈にあうと思えない部屋に寝かされ、体は女になっていた。
リチアは少年の中にある可能性を感じて自分の運営する聖フィオラ女学園へと入学させようと考えたらしい。
更にリチアはこの国では女性の方が才能を発揮することが多い国であることも女にした理由の一つであると伝えられるが、少年からすれば拉致されただけであった。
命の恩は感じつつも女にされて学園に通えということには最初反発したが、身分差からの若干強引な契約で学園卒業時に男に戻りたいがどうか改めて判断する。そのためまずは『学園卒業』をするということになった。
少年はノアという名前をもらい女学園に入学する。
そして女学園の中で芽生えた人間関係や自分自身の力を感じていくにつれて、男に戻るかこのまま生きるか、自分の未来を考え始める。
ノアは学園を卒業する時、一体どちらを選ぶのか。
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