銀毛に眠る ー狐と猟師、人と獣の物語ー (外部サイトで読む

下之森茂

「〈アラズ〉の神々の元へ。」
赤髪の若き男は死にゆくシカの魂に、
神々へ導きの祝詞を上げる。

男は森林に棲む獣を狩り、
肉とする猟師・ヨエル。

禁猟区の深き森、〈禁域〉で
珍しい銀毛のキツネに遇う。

――はらへったのぅ。
空腹を訴えるキツネが人の言葉を話すので、
男は折れて餌付けしてしまう。
――犬ころと一緒にするでない!

猟師は剥いだ皮を売る為、町へ降りると、
そこで美しい金髪の娘・キルスと出会った。

狐と猟師、人と獣の物語。

――――――――――――――――――――

ハーメルン他にて重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2020/05/01/ginmou/

※本作は横書き基準です。
 1行23文字程度で改行しています。

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