青赤のキャニバライズ 天の狼と黒白兎、と『花嫁殺し』 (外部サイトで読む

桜居ミオニチ

人の『魂』には『味』がある。その最期に刻まれた『心』の『味』が。
人の『魂』を好んで食らう『化物』――『青の神骸』
人の中にまぎれ、人と同じかたちをし、人にはない異能を持つ。
彼らは、『美食家』だ。
自らの好む『味』とするため、人を惑わし、おとしめ、いたぶり、殺す。
それを『狩る』使命を与えられしは――『赤の騎士』
人でありながら、人でなく、彼らと同じ異能を持つ。

これは、世界の陰で互いを食らいあう存在たちの物語。

これより語るは、その一遍。
ある街の教会で『花嫁』の惨殺死体が発見された。
人々は、その事件と犯人を『花嫁殺し』と呼び、恐怖した。

だが、人々は知らない。
その犯人が『化物』であることを。
新たな惨劇がすぐそこまで迫っていることを。
事件の裏に隠された真実を。
そして、それを『狩る』存在が今、この街に降り立ったことを。

――少年よ、戦え。少女の涙を止めるために。たとえ、そのすべてを失ったとしても――

近代仮想国、『化物』とそれを『狩る』存在が織り成す異能力バトル。
※とりあえず、文庫1冊分の話(10万字以上)が完成しています。
 1月30日までに投稿を終了する予定です。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

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    いたぶり
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    彼ら
    美食家

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