モブキャラだと思った?残念、主人公でした! (外部サイトで読む

長見雄一

魔王を倒した召喚されし勇者、そして英雄達が世界に敵対をし、国崩しと呼ばれる侵略行為を始めて十年。

次の標的とされたエステリーゼ王国騎士団の召喚師であるサクヤは、勇者と世界に敵対した英雄ストレンジアに対抗するために、突如現れた異世界の遺跡の調査に訪れる。

しかし、突如として召喚されたストレンジアにより、護衛であった冒険者は全滅。サクヤ自身も奴隷として捕縛されてしまいそうになる。

絶体絶命となったサクヤであったが、かすれる意識の中で求めた助けに答えるように、一人のナイトがサクヤを救う。

「モブキャラだと思った? 残念、主人公でした!」

自らを至高の騎士ナイト=サンと名乗る彼は、ストレンジアを一撃で粉砕……その後なぜかサクヤに忠誠を誓い半ば強引に従者となる。

伝説の邪竜を素手で殴り飛ばしたり、台所で料理感覚でエリクサー作ったり。
何をするのも規格外で空気の読めないナイト=サンは、人々の常識をぶち破りつつ。
ストレンジアと戦う力を与えていく。

チートでも、神の力でもない。この世界の主人公として、自分達の力で歩めるように。

そんな彼を従えるサクヤは、当然ストレンジアと人間との戦いの中心に―――主にナイト=サンが原因で―――巻き込まれていくのだが……。
      
これは、ナイト=サンの物語でも、異邦人の物語でもない。

これは、至高の騎士と人間が、自分たちの物語を取り戻す物語である。

  • 重要なフレーズ

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    ストレンジア
    サクヤ
    英雄ストレンジア
    ナイト
    モブキャラ
    国崩し
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    至高
    サン
    エステリーゼ王国騎士団
    勇者
    物語
    異邦人
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    冒険者
    サクヤ自身
    異世界
    チート
    従者

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