悪役令嬢なんてまっぴらです (外部サイトで読む)
名門の血筋と美貌、それに財産を鼻にかけ、「心のない鬼姫」とまで言われたショウエル姫。しかし、それは彼女の本当の姿ではなかった。国を支配する残酷なカームラ王の妃となるための彼女の母の謀略だった。
もともと優しい少女だったショウエルはそれに耐え切れず、忠実な従僕エルリックと城を脱出する。しかし、母の追う手は長く、その上、彼女には知らされていなかった真実と言うものが彼女を苦しめる。
そして、いくつかの出来事を経て、ついに彼女は決意した。
「わたしはお母様の影じゃない。わたしはわたしの人生を生きたいの」
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