もしかすると南方の島々のどこかにあったかもしれない国で起こった、恐ろしい姫君と強欲な母とけなげな息子の物語。
とある富豪の妾に、玉のような美しい子が生まれた。
その名を、まみちがねという。
賢く心優しい少年に育ったが、美しさだけがとりえだった母親は、醜く老いさらばえていく。
しかし、正妻に子が生まれると、少年は自ら屋敷を去らなければならなくなった。自ら身を引いた少年に、数奇な運命が襲い掛かる。
美しくも残酷な姫君に、地獄の底からよみがえる亡母。
いななく白馬に、きらめく海岸。
たぶん青少年が読んでも差し支えない、大人のための南国昔話猟奇ファンタジー!
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