神々の愛し子は平穏に暮らしたい ~三千年後に転生しましたが、忘れられていないどころか寵愛が加速しています~ (外部サイトで読む

空月

リルカには、『アイシア』という名前で生きた前世の記憶がある。
とある神に神界に召し上げられそうになったのを、他の神々に協力を仰いでどうにか逃げ出して、人間としての輪廻に戻った記憶だ。
そうして生まれ変わった先は三千年後。その時代では、神々への信仰が廃れ、神々に拝神することで賜る『神術』ではなく、己で魔力を扱う『魔術』が隆盛していた。
今世では、前世お世話になった神々に魔力を捧げつつ、平穏に生きようと決めていたリルカだったが、同じく神を奉じる人物と出会ったことをきっかけに、彼女の(おおむね)平穏だった日々は終わりを告げる。

これは、神々からも人からも愛されているのにその自覚が薄い少女が、それを自覚させられるまでの話。

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