〈*第一章完結!よもう様サイトで公開中〉〈*R15表現は第一章の主人公の子供時代で出てきませんが念のため設定中〉
主人公は元は現代の日本生まれの魂を持ち、転生物語でよくある突然の偶然から、転生先の世界の"かみさま"の計らいによって、異世界転生で新たな人生を歩めることになった。
しかし、普通なら一度で終わるはずの主人公の魂の流転を、過酷なものへと狂わせることに。
転生先のその星は、どんなことをしても近いうちに破滅する運命だという。
一度目の転生で主人公はそれを身をもって知り、その星の人々と出会い、強い絆を得た事で、「みんなと一緒に寿命まで平穏な幸せを過ごせるよう、世界を存続させたい」と言う情が湧いてしまう。
そんな事から、"とある次元にある、とある星の寿命を延ばす"ために、失敗しては少しずつずれた平衡世界で転生を繰り返し始めた。
壮絶な人生を終えてやり直す度に、再び違う姿形と環境に生まれ変われるのも、主人公が”かみさま”と呼ぶその存在が、ほんの少しだけ手助け(ほぼ口助けのみ)してくれるから。
しかし、幾度もの転生により、主人公の魂がぎりぎりまですり減った今、遂に最後の転生人生が始まった。
今生でヒメルと名付けられた彼女は、一部偏ったチート魔法を持って生まれた余波なのか、とても特殊な体質を持ってしまった。それにより余計なトラブルに巻き込まれることもしばしば。壮大な目的を果たしたいのに、もうやり直しができないのに、そんな状況で目的は果たされるのか?
「わたしヒメルは、最後の転生人生、全身全霊全て使って、みんなと幸せで平穏な人生を過ごすために邁進します!」
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