考察編
Q.あなたの目の前に自分の頭に銃を突きつけた人がいます。
その人は、あなたが百万円を渡せば助かります。
あなたは、百万円渡しますか?
それとも見捨てますか?
ーシンキングパートー
ヘタレくん「わわわ!いきなりすごいね!僕は100万円渡してその人を助ける!」
コウサツくん「あほか、お前は。その100万円はどうやって準備するんだ?」
ヘタレくん「それは、働いてお金貯めて」
コウサツくん「目の前に自分の頭に銃を向けてる人間が働いてお金貯まるのを待つのか?」
ヘタレくん「そ、、、それは、必死に説得して待ってもらうよ」
コウサツくん「バカか。この問題には、いくつか考える部分がある。頭に銃を向けてるこいつは誰なのか?問題上の自分との関係は?100万円渡せば助かるって事は推測するにお金関係。悪い人間に脅しをかけられて100万円を友人である問題上のあなたに要求している可能性。もしくは、こいつは詐欺師で問題上のあなたとの信頼関係を築いた上で、問題上のあなたの同情心に訴え金を奪い取ろうとしている可能性」
ヘタレくん「あ、、確かにこの2人の関係性が分からないね。でも、目の前で人が死ぬなんてやだよ」
コウサツくん「死ぬ?まだ、分からないだろ。助かるの定義が何なのか?銃を自分に向けてるんだぜ?考察するにこいつは、借金を抱えていて自殺をする寸前。問題上のあなたから100万円を貰えば借金という自殺の原因が無くなり、銃を手放し助かる。だが、俺は見捨てるね。借金で自殺しようとして金を請求するクズみたいなこいつは助ける価値はない」
ヘタレくん「そんなひどい事言わないでよ!もしかしたら、この2人は親友だったかもしれないんだよ。僕は助ける!」
コウサツくん「甘いな。助けた所でどうするんだ?所詮自己満だぞ?助ける為に用意した100万円が自分の借金になる事もある」
ーシンキングパート終了ー
あなたは、助ける?見捨てる?
結末編Aパート編につづく