3話 日当500万円?
3話
戦国時代の覇者の魔王っと言われた織田信長…別の世界に行ってまで魔王やって居た…どんだけ魔王にこだわってる?
[[前日の夜プィックシー達からカードを受け取ったはずだ…それは我が世界に入れる許可証だ]]
「お兄ちゃん…これの事だよね?」
「結菜…お前も受け取ったのか?」
「受け取ったというか…面倒な顔して置いてすぐ去ったよ…夢かと思った」
俺に来たやつはまだマシだったようだ…ちゃんと仕事しろ!
[[急に討伐せよと言っても怖くて出来ない人もいるだろ]]
頭が逝かれた痛々しい人以外は全員そうだと思う。
[[安心せい!死ぬ事は無い!残念ながらその世界で死んだら君達の世界に戻り二度と入れないだけた]]
死ぬ事は無いらしいがそんな物騒な所に行きたく無いと思った。
[[何の利益も無い事はやりたく無かろう…魔王の魔物や配下を倒して手に入る物を交換出来る!例えばS級ランキングの冒険者になるとこっちの貨幣で平均日当500万円ぐらいになる]]
日当500万…。
「結菜…お兄さんちょっくら行って来る!」
「ダメだよ!そんな怪しげな所…」
結菜は俺を必死に止めようとした。
[[それにこっちの世界に来ても君達の世界の生活に支障は無い、流れる時間軸が違うので来て過ごした時間はこっちの世界に影響しない…だが長く居れば精神的に良くないから一日4時間を入場限定とする!…簡単に言うと君達の一日が24時間が28時間になったって所だ!」
良い子はゲームは一日4時間って事だな。
「そのカードを持ってビヨンド!っと言えばこのゲートまで来れる!詳しい説明はここの冒険者ギルドに来て聞くが良い!世の説明はここまでだ!皆の者よ!己の武と知と賢と運を持って存分に振る舞うが良い!健闘を祈る!」
500万500万500万500万500万!
僕の頭には日当500万がこびり付いて離れなかった。
その言葉が終わってからその飛行島は姿が消えて止まっていた戦闘機は正常に飛んでいた