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第1話

「はあー、疲れたー」
この学校帰りの青年の佐久間竜也は、のんびりと自転車を乗りながら「疲れた」とため息をついた。
「なんかいいことないかなー」
佐久間竜也は、日常的にも普通の学生で、しょっちゅう学校をサボる青年だった。
「学校なんて、行くのが辛い」
佐久間竜也の家から学校まで、四十分かかるので佐久間竜也は、それを日々自転車で通っているので、さすがに週五の自転車通学を辛いと思っていた。
そして、帰りの坂でスピードをだしていると、一台のトラックが危ない運転をしていた。
「危ない!」
佐久間竜也は、間一髪でギリギリ避けた。
そして、トラックは何事もなかったように走行して行ってしまった。
「なんだ!、危ねぇーな」
そして、佐久間竜也は前を見ないで後ろを見ていた。
「ぷぷーーー!!!」
佐久間竜也は、後ろを見ていた隙に車道に出てしまい一台のトラックとぶつかった。
そして、佐久間竜也はトラックとぶつかり亡くなった。

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