襲撃のプレデュード2
ステックのレギオスの部隊は、散会しながらインビットの部隊に攻撃を仕掛けた。
ステックは操縦席から部下に言う。
(ターゲットインサイド、目標を確認、ムダ玉を使うなよ、いけ)
青いレギオスと部下の緑のレギオスが放ったミサイルが数しゅうじゅきのインビットを破壊した。
ミサイルをかいくぐった、一機のインビットが緑のレギオスに接近した。
緑のレギオスはミサイルをうち放ったが、回避されて、肉薄し、インビットの左手が緑のレギオスに直撃する。
緑のレギオスは爆発した。
ステックは素早く状況を把握すると、マイクで部下に連絡をする。
(敵は肉弾攻撃だ、アーモフアイターでは不利だ、全機、アーモソルジヤー体型をとって、アタッキングフォメーションを組め)
ステックたちのレギオスは、飛行機形のアーモファイターから、人形のアーモソルジヤーに素早く変形して、戦闘体勢を整えた。
ステックは言う。
(シャトルの援護に向かうぞ)
そういって、ステックの部隊は宇宙を駆け巡った。
宇宙に煌めく機体が光を放ち美しかった。
一方、地球に接近していたシャトルの軍には、インビットの部隊が接近していた。
マリーンの乗っているシャトルに二機のインビットが接近する。
マリーンは言う。
(敵、高速戦隊接近、······およそ500百)
シャトルは、敵を迎え撃つために、ハッチを開いて、緑のレギオスを戦闘に投入した。
レギオスの部隊が、シャトルを守るためにインビットと死闘を繰り返した。
シャトルはじょじょに地球へと近づいていった。
ステックの部隊はの攻撃をかわした一機のインビットが緑のレギオスの背後に回った。
焦ったパイロットは思わす言う。
(なんだ)
時すでに遅し。
緑のレギオスは背後から攻撃されて、爆発した。
そんななか、マリーンの乗るシャトルにインビットの2機が迫り来た。
マリーンはもうだめだと思いながら言う。
(ステック······)
間一髪、ステックの青いレギオスが間に合った。
青いレギオスからミサイルがうち放たれると、それは正確にインビットの2機を撃破する。
ステックは、安心しながらシャトルに通信した。
(なんとか間に合ったようだ)
シャトルの隊長はそれを確認すると、ステックに返信する。
(このまま大気圏に突入するぞ、地球に一番のりして、ガキ扱いした他の連中のドギモを抜いてやれ)
と力強く言う。
シャトルと青いレギオスは、大気圏に突入する準備をした。
シャトルの操縦者は言う。
(突入コース、トラッキングオン、
高度131キロ)
マリーンは言う。
(右、二次上空、ステック、敵が来る)
ステックは冷静になりながら素早く言う。
(了解)
青いレギオスの両肩のハッチが開き、無数のミサイル弾が、敵の部隊めがけてうち放たれた。
高速でとんだミサイルはインビットの部隊を全滅させた。
ステックは安心して、ヘルメットのカバーをしたにずらすと言う。
(ひとまず、かたずいたようだな)
シャトルの隊長が通信する。
(ステック、いまがチヤンスだ、一気にレフレックスポイントに突入するぞ)
と言う。
ステックは(了解)といって、ヘルメットのカバーを上げた。
ステックは言う。
(侵入方位かく、1、2、11、軌道離脱、噴射)
すると、アーモソルジヤーは再び、アーモファイターに変形して、足から熱を噴射する。
シャトルと青いレギオスは大気圏に突入していった。