【一章までの登場人物紹介(サブキャラ)】
『レイシー=マッグワイヤー』(58歳)
ちょっとふくよかだが、負けん気の強いロイズの母親。
長年腰痛で悩み、子供達が独立してからは夫のヨゼフとよく遠方の温泉街に行っていた。そこから帰り、食材の買い出しをしていた際にスバル達を困らせてたならず者達に一喝した。
エリーやスバルの事情を知る、数少ない関係者。
ミートパイが得意で、スバルの郷愁を思い出させるほど。
好きなパンは、『ミルクチョコラスク(酔い覚まし)』。
『ヨゼフ=マッグワイヤー』(60歳)
細身で優しそうな笑顔が特徴の、ロイズの父親。
息子と似ても似つかないが、彼は母親似らしい。
アシュレイン出身ではあるが、元王室教師で現在は塾講師を務めて生計を立てている。
妻と同じく腰痛に悩まされ、よく湯治に行く程。
先王の時は見習い、現王は直属に王室教師だったためか王族と付き合いが長く手紙のやり取りはしょっちゅうしている。
スバルとエリーの事情絵知る数少ない人物だが、王家には報告していない。
好きなパンは、『ガーリックラスク(腰痛軽減)』。
『カミール=マッグワイヤー』(34歳)
ロイズの妻で双子の姉弟の母親。
お淑やかな見た目に反して、きちんと叱る時は叱ることの出来る女性。
ただし、容赦がない時にはヴィンクスに対してするように、どこからかフライパンを出して折檻することも(本編24話)。
週に3日以上はスバルのパン屋に買いに来る常連。
毎朝、ロイズも一緒の食卓には厚切りバタートーストが欠かせないほど。
たまに、スバルに聞いてフレンチトーストにも挑戦。
スバルとエリーの事情を知る数少ない人物。
好きなパンは、『食パン(未登場)』。
『ジュディ=マッグワイヤー、ユフィ=マッグワイヤー』(7歳)
ロイズとカミールの子供で双子の姉弟。
スバルの性別(異世界人はともかく)を知ってる数少ない人物達。
姉のジュディは元気なところがロイズ似。
弟のユフィは大人しめだが主張する時は姉と似てる。
いい事と悪い事は両親や祖父母にきちんと教え込まれてるいい子。
週3で母親とパン屋に来るので、スバルとは違ったマスコットと見られることが多い。主に、主婦層達から(行く時間もその層が多いため)。
好きなパンは、ジュディは『チョコクロワッサン(第1話のみ)』。ユフィは、『バジルチーズラスク』。
『リリア=フィァット』(20歳)
スバルとエリーが休日によく通うカフェ『アマダンテ』の看板娘。
エリーはもともと知ってたが、スバルともすぐに仲良くなれた。
パン屋の定休日以外は、行ける時に『ジャムパン』を買いに来る常連。
胸が大きいことを男性客などに冷やかされて、ストレスがたまってた頃にパン屋の噂を聞いて訪ねたのが最初。
好きなパンは、もちろん『ジャムパン』。
『キャロナ=ミンチャット』(19歳)
アシュレイン商業ギルド所属の『
月一単位でスバルの店と自宅のセキュリティ結界を整備しに来る青い髪の少女。
技工師達の中でも、『歌』に呪文を組み込んだ方法で整備していくので、スバル曰く『綺麗』。
男のようなしゃべり方をするが、意外と合ってるからと注意はされない。
甘い物の中でも特にチョコ系が大好きだが、最近のお気に入りはチョコチップメロンパン。週のほとんど買いに来るほどの常連でもある。
好きなパンは、『チョコチップメロンパン』。
『ヴィンクス=エヴァンス』(35歳)
不潔、不摂生が丸わかりな国随一の錬金師。
ロイズとカミールの幼馴染みで独身。
ある日突然、なんの前触れもなくパン屋に現れて窓ガラスにへばりついての登場。
すぐにカミールからの折檻を受け、スバルと話すにも逃げ帰ってしまった。
エリー曰く、『マッドサイエンティスト』。
攻撃付与のポーションを作るのは容易くとも、売る相手をここ数年は見極めている模様。
好きなパンは、現在不明。
『レクサス』(30歳?)
ランクAA保持者の冒険者。
巨漢で威圧感を与えやすい風貌だが、スバルには紳士。
だいたい午前中に買いに来る常連の一人。
お気づきかもしれないが、彼の正体?は二章にて明らかに。
好きなパンは、『ソーセージロールパン(未登場)』。
『ラティスト=ルーア=ガージェン(ラティス)』(35歳)
初登場が美女に化けてた正真正銘の『男』で、サファナ王国の現国王。
元王室教師だったヨセフと親交が厚く、幼少時は度々アシュレインに訪れてたためにロイズやヴィンクスとは幼馴染み。
女装(と言うよりオネエ)してまでスバルのパン屋に行ったのは、あくまでスバルの生活状況と接客対応を見たかったため。
詳しくは、38話をご覧ください。
好きなパンは、『羽付チーズラスク』。