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くまモン

 今日は避難所で熊本のシンボルである人気キャラ『くまモン』と子供たちのふれあい祭りである。

 石田三成もぬいぐるみに入ってアドリブで『くまモン』を演じていた。
 子供たちの笑顔を見るのはやはり嬉しくて、昼休み休憩でお弁当を食べる三成の顔はほころんでいた。

「真田さん、今日はみんな幸せそうですね」

 三成は隣で渋い顔でお弁当を食べる真田幸村が気になった。

「確かにそうかもしれないな。でも―――」

 顔を上げて、涼やかな視線が三成の方を見返してきた。

「でも?」

「これでいいのかと思ったことはないか?」

「東日本ですか?」

「そうだ。IAEAの福島報告書を読んだか? 放射能の被害の影響についてはデータがないので『分からない』そうだ。政府のゆるやかな情報統制で、このままだと東日本の外部、内部被爆は『無かったこと』にされるぞ。ヒロシマの原爆ぶらぶら病と同じだ。実際は福島の食品が多く使われてる弁当、外食を食べている芸能人が心臓病やガンで40代でバタバタ亡くなってる。体調が悪くなって倒れる急病人も増えてる」

 幸村は悲痛な表情でやっとのことで言葉を絞り出していた。

「だけど、それが分かっていても、経済的理由などで移住が不可能な人が多くいる。実際、そんなこと言われてもどうしようもない人が多いのではないですか」

 三成は諦めの表情で幸村の言葉に答えた。

「子宮頸がんワクチン薬害にしてもそうだ。厚生省と日本の医師たちは薬害を『無かったこと』にしようとしている」

 幸村の言葉は人々の怨念が乗り移ったように静かであるが激しくなってきた。

「でも、心ある医師はそれに抵抗して薬害を証明する調査結果を出してます」

 三成は言い訳じみてると分かっていたが、言わずにいられなかった。

「確かに。だが、原発にしても、世界人口の2%に過ぎない日本で消費される薬品の売り上げは世界の販売額の37%になるというのはどういうことだと思う? 海外で30万円で売っている全く同一のペースメーカーが日本では160万円に化けるのは何故だ? つまりは原発はウランを日本に売るアメリカの利権ビジネス、ワクチン薬害の背後には厚生省と医療業界、製薬ビジネスが結びついて巨大利権ができている。それに都合が悪い事実は『無かったこと』にされてるだけではないのか?」

 幸村の語気は炎が燃え上がるように大きくなっていった。

「―――そうです」

 三成はうなづくしかなかった。






(あとがき)

 GHQの洗脳プログラムについては15年前に気づいていてブログに書いていたんですが、最近、苫米地英人氏の本を読んで、考え直していたらなかなか凄い構図が見えてきています。

 単なる事実ですが、15年前に僕が書いた文章が右翼の方のブログに引用されたりしていて(びっくりして、そっとじした)、今ではその種は見事に花開いています。

 ブログの力って凄いなと思いました。

 その影響が凄いので、怖くなってブログを辞めていた時期もありますが、苫米地英人氏の本で補完しながら、洗脳社会の日本、マトリックス社会の日本の真実を書いていきます。


 原子力推進が目的?IAEA「福島原発事故報告書」 天野事務局長、被害者の声を聞いてください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/iaea/blog/54063/


 偽装社会の現実をそろそろ全員が知るべき時が来た!! 福島原発事故が捜査できない、原発ムラがやめらないカラクリ 外務省による日米原子力協定密約が根底にあった!これとほぼ同じ原理で49兆円の医療になって医原病が続出している!
http://sharetube.jp/article/2327/

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