思い出の電話
三人はえのしまんの一番おくにある海岸を目指して歩き出した
えのしまんの長い橋を歩いていくと中央で止まり美しい海の景色を眺めた
いろいろな方々がえのしまんに来ていた
まゆみ
(うわーすごいきれいだねー風が心地良い)
海の匂いと涼しい風が気持よかった
サーシャは言う
(まゆみさん、えのしまんにはよく来るの)
まゆみ
(うんっ、たまにねー疲れたときに来るかなー心をリセットできるから、二人もよく来るの)
ゆう
(うん、私達も昔ほどではないけどね、時々来るかな)
まゆみ
(へーそーなんだ!ところでもう一人の方は今日来ないの)
サーシャ
(あーッガウガウさんかー今日彼はね、仕事で使うパソコン買いに行ったよ、どこに行ったのかわかんないけど、あっそ~だ、二人ともちょっとカウカウさんに電話してもいい)
ゆうとまゆみはおんなじタイミングで言う
(いーよ)
三人は笑った
サーシャ
(じゃあ、かけるね)
そう言うとサーシャはバックからケータイを取り出してカウカウさんにかけた
プルルルルル、プルルルル、プルルル
カウカウさんがでた
(はい、カウカウですけどサーシャ)
サーシャは優しい笑顔で言う
(あっ、カウカウさん、サーシャだけどこっちはえのしまんについたよ、カウカウさんは今どこにいるの)
カウカウ
(あーッえのしまんついたんだ、こっちもねー先程アキハルブルワについてさー今ねーパソコンショップで見てるよ)
カウカウさんとサーシャはけらけら笑った
サーシャ
(あーッ、そうなんだカウカウさん、いいの見つかった)
カウカウさん
(そうだねー前々から欲しかったパソコンが三台あるんだけどなーどれにしようかまだ決めかねてる)
(そうかーこっちはねーまゆみさんとであってねー三人でえのしまん回る予定だよ)
それをきいたカウカウさんは心底驚いた
カウカウさんは宝くじがあたってからまるでお宝ハプニングだなーと心底思った