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霧の中のネス湖

サカキバラカオル、ローレンスバルボア、ククト、ルドルフシュタイナー
番外編で登場した、クロキかずみは、
ついに悪魔に魂を売り渡した呪いの人形イエズラと最後の戦いをすべく、東京から飛行機でフランスのパリ空港経由して、首都、エデンバラに到着した

そこでレンタカーを借りてハイランド地方にむかう

ネス湖の周辺につくと車から降りて美しい湖と景色を見た

カオルは感動しながら言う

(うわー、スゲーな、まさに絶景だね)

車を運転していたハイランダーのローレンスバルボアは頭をかきながら言った

(あーたしかにな、しかしカオル、俺たちは観光が目的じゃあないんだぜ、用心していけよ)
と笑いながら言った

ククトは言う
(ふむ、しかしよい景色よの、これはなかなか観光地としては見ものだな)

シタイナーは指を指しながら言った

(我々の目指すところはこの湖の向こうにある城だ、この湖を渡る船が必要だな)

カオルはギョットしながら答えた
(えっ、まじでこの湖渡るの、湖渡ってる最中に攻撃されたらいっかんの終わりだね、どうするの)

一行が考えてるとかずみが言った
(そうだな、どう考えて湖を渡ったら不利だな、てっいうか終わりだね、なんかいいてはないのかよ、シタイナーさん)

シタイナーは黙っているとカオルの指にはめられたソロモンの指輪がみんなにテレパシーを使って答えた

(まともな船で渡ったらそもそも話にならんな、ここは戦艦でも召喚するしかあるまい、霊的な物ではあるが、乗ることは可能だ)

みんなが驚いているとは言う
(ソロモンの指輪、何を召喚するの)

ソロモンの指輪は答えた
(そうよの、神の船たるアメノトリフネがよかろう、今のお前なら召喚できるはずだ、カオルよ、やってみるがよい)

とソロモンの指輪は言った

カオルは(わかった、やってみる)

と言って右手を天に高々とあげると召喚の呪文を唱え始めた

(偉大なる大神であらせられるアメノトリフネよ、その偉大なる力を貸したまえ、大いなる八百万の神々よ、天津神たちよ、お力を与えたまえ、私はあなたをここに召喚する
きたれ、神の乗り物よ、アメノトリフネよ)

全身全霊の力を振り絞り唱えるとカオルの体が光輝き、天から一条の巨大な光が降臨した

巨大なアメノトリフネが姿を表した

カオルが召喚したアメノトリフネの姿を見ると驚いた

(えっ、これが本当にアメノトリフネ、これって、宇宙戦艦ヤマトじゃあないの)

まさにアメノトリフネの姿は巨大な宇宙戦艦ヤマトのような姿であった

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