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怒号と嘲笑う大声

嵐が吹き荒れるなか、カオルたちが話し合いをしようとすると禍々しい怒号の声がこだました

魔竜王リバイアサン
(よく来たな、魔界女王と仲間たちよ)

バルボアは言う
(来やがったぞ、化け物が、お前、何者だ)

と冷や汗をかきながら言う

リバイアサンは笑いながら言った

(我が名は魔竜王、リバイアサン、旧約聖書で言うところの最強の存在者よ、
愚かにも我々にたてつく者たちよ、ひねり潰してくれる、だが、猶予を与えよう、お前たちを守る神どもを召喚するがよいぞ、我はそこまで待ってやる)

と言うと大声で笑った

ククトは怒りながら言った

(うむ、完全に我々をなめてるな、よし、望みどうり神を召喚してやる
カオル、おのぞみどうりにあヤツの提案を飲んでやろう、こちらも最強神を召喚するぞ、やってやれ、急げ、ヤツの気がかわらんうちに)

と焦りながら言った

カオルが(わかった、えっとどなたを召喚すればいいんでしょうか、この場合)

と恐怖心いっぱいになりながら言った

シュタイナー、ローレンスバルボア、ククトは同時に言う

(大元帥明王だ)

カオルは(ああっ、そうでよね、わかった、やってみる)
と言うとソロモンの指輪を見た

ソロモンの指輪は言う
(本当に今のお前の力であのお方が召喚されるかわからんがやってみようか、カオル精神を集合させながらすべての力を使え、わかったか)

カオルは心臓が止まるかと思うくらい鼓動しながら恐怖を全力で押さえながら言った
(わっ、わかった、やってみるよ、召喚できなかったらみんな、ごめんね)
と泣きそうになりながら答えた

バルボアが笑いながら言った
(カオル、お前が召喚出来なかったら俺たちはいっかんの終わりだ、絶対成功させろ、俺はこの戦いが終わったら
ジョニーの味噌ラーメン食いに行く予定なんだからさ、頼むよ、本当)

と大声で怒鳴った

カオルは(えっ、ジョニーの味噌ラーメン、美味しいの、あっ、私も食べたい)
とほざいた

シュタイナーとククトはこの期におよんでなにをぼざいてるんだ、コイツらはと思ったが、何も言わなかった

シュタイナーは思わず笑ってしまう

カオルが精神を集合させて呪文を唱えようとしたとき、後ろにいたかずみが大声で言う
(待ってくれ、カオル、ここは俺に任せてくれ)

みんなが驚いてかずみを見るとかずみの体から青い光が放たれていた




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