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第8話 渋谷で再開

「プルプル」藍原に電話してみた。

「先輩どうしたんですか?」

「藍原ちょっと渋谷付き合えよ、どうせ暇だろ」

「ちょっと失礼ですよ。一言多いんだから。」

「じゃぁ12時にハチ公前で待ち合わせで」僕

久しぶりの渋谷、車ではたまに通るが降り立つのは久々、年がら年中工事して、人も物凄い数。

11時30分、少し早くついちまった。あれ、藍原のやつ、もう着いてるのか

「ん?」藍原が誰かと喋ってる。

僕は少し離れた所から見ていた。ナンパか?キャッチか?

それにしては仲が良さそうに喋ってるし、相手は良くいるイケメンチャラ男系だ。

「あれNAOTOさんじゃない?」

「あれ楓ちゃんどうしたのこんなところで」

「まだ渋谷でキャッチしてんの?前に最後に会ったのは2年前だよ」

「じゃぁ最初にあったのもう6年前か?」

「私14だったからそうだね6年前だ」

「てか俺もうキャッチやってねーし、今はすぐそこでカフェ経営してんだよ」

「やっぱ好きなんだなぁこの街がさぁ」

「でも元気そうでよかったよ。あんなことがあったから結構心配したんだぜ」NAOTO

「何とか元気でやってる。最近東京に引っ越したんだ、あの時はありがとうね」

「あっヤバいランチタイムだから店に戻るわ」

「はいこれ名刺何かあったら連絡してこいよ、じゃあな」

(タッタッタッ)

あのチャラ男何か渡しやがった、気になる。。。

チャラ男が消えたので行こう。

藍原と目があった。

「先輩遅い何やってんのもう12時回ってるよ」

「てかさーさっきいた男誰?」

「先輩には関係ないよ、古い友人だから」

話したくなさそうだし
これ以上突っ込むのはやめて、とりあえずショッピングでもすることにした。

「先輩本当に買い物にきたんですか?」

「ん?違うこないだドクに言われた浄霊についてお前に相談しようと思って、けど気分転換したいっていうのも嘘じゃないんだ、最近はいろんなことがあったからさー」

「そうですね、いろんなことありました。
分りました、今日はとことん付き合いますよ」

久しぶりに普通の生活というか若者らしい1日を過ごすことができた。

「この後どうしようかぁ帰る?」僕

「じゃぁ東横線に乗って横浜行きません?みなとみらいあたり」藍原

「いいね!最近行ってねぇし、久々にみなとみらい行くか!」

「そういえばお前渋谷大丈夫なのか?ドクが幽霊いっぱい居るとかなんとか言ってたし」

「今は霊体が見えないようにスイッチをオフにしてるから大丈夫です。
ただ夜になるとスイッチがきかなくなる時があるんです。それより横浜に行こう!」

「まあドクが言うように、渋谷もいつか調査しないといけないからなー、まぁ楽しみは取っとこうぜ」

「先輩危ない!」

「キッーードカン!」
渋谷の町にクラッシュ音が響く。



🌟次回予告、 藍原の隠された能力がまた明らかに、そして僕も開花してゆく、能力。。。」


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