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2話 多重人格な天才ハッカー

今日は祝日、誰もいない空き教室で宿題をしている。

ちなみに、自分の部屋を出る時はほとんど制服を着てます。

先生がこっちを覗いている。

「先生、この問題のヒント教えてください」

先生「苦戦しすぎじゃない? 授業に出てないからそうなるのよ」

イラッ

先生「貴方の将来、絶対に不幸になるんじゃない?」

イラッ 

こっちは不登校になりたくてなっている訳じゃないんですけど、と思いながら

「先生、この問題解けないんですか?」

注意、これは純粋な質問である。
(訳、平和な言葉で喧嘩を売る)

良い子は真似しないでね★

「解けるわよ!!自分でやりなさい」

まぁそうなりますよね~

「じゃあそうしまーす」

女先生は2回ほど舌打ちをして逃げた。

雪の問題児ランクが4上がった!
(ゲーム風)

これ誰かに教えてもらおう

ピンポンパンポン♪

すると、放送が鳴った。

「会議がありますのでみなさん寮にもどってください」

「よし、さぼり部行こう」

放送なんてお構いなしである。

「祝日だけど誰かいるかな?」

サボり部屋に到着

「あ、陸くんいたんだ?」

陸「陸でいいよ」

陸は食事用テーブルに座って
PCをいじっていた。

陸「そこらへん座って?」

「はーい」

扉から奥側に座り、カバンを下に置く。

「何してるの?」

陸「会議を盗み聞きしてんのww」

「え!?そんな事出来るの!?」

陸「天才ハッカーはこれぐらい余裕!」

「ハッカーって、悪い方のやつ?」

陸「俺は基本悪用しない主義だ」

「そうなんだ!」

一安心?していいものなのか......?

ガチャ

男子「うっす」

ロックな服装のつり目男子がやってきた

陸「#成__せい__# 顔怖いぞ」

成「き、気のせいだろ」

陸「明らかに戸惑ってんだろ」

成くんと目が合った。

「えっと......」

言葉が出てこない......

陸「はい、自己紹介!」

「#臨空成__りんくうせい__# 」

「雪です!よろしく」

陸の活躍により自己紹介完了

陸「で?」

成「俺の携帯壊れた」

陸「残念」

成「最近5、6回電源切れるし、アプリ勝手に開くし、勝手に通話される」

「やばっ」

陸「乗っ取り確定おめでとう」

成「さっさとやれ」

頼む側>頼まれる側?
成くんはスマホを渡した。

成「できるか?」

陸「俺に任せなっ」

「まさか!さぼり部の正体って.....」

陸「そう!何でも屋!」

と言いながら高速でキーボードを打ち始める。

「私も入りたい!」

面白そう!

陸「いいよ」

成「むしろ助かる」

「ありがとう!」

陸「ピュアだなー いいなー」

意味深な言葉を言われた。

「え?」

成「気にすんな」

「はーい」

陸の謎が深まっていく.....

成「にしても面倒くさがりな癖に、こーゆー時はちゃっかりしてんな」

陸「それはもう一つの人格だ」

「えぇ!?」

まさかの衝撃告白!?

成「多重人格か」

陸「公認済み」

成「なるほど」

すんなり受け入れた!?

音声「ダウンロード完了しました」

陸「修復完了!」

成「あざす」

成くんはスマホを無事に受け取った。

陸は画面をよーく眺めて、

「ちっ またあいつらかよ」

雰囲気が変わった=人格が変わった?

成「犯人は?」

陸「夢委員会の男子」

「夢委員会?」

陸「学園トップのエリート金持ち集団」

「そうなんだ!?」

陸「おまけにミスを生徒会に擦りつけられてめっちゃ腹立つ」

成「どんまい」

「じゃあ、生徒の情報収集のために?」

陸「いや?今回はただの嫌がらせっぽいな」

「嫌がらせ!?」

成「ボコっていいか?」

陸「落ち着けって、今連絡するからさ」

自然と優しい陸に戻っていた。
性格が変わった瞬間も全然分からなかった

陸はキーボードの手を止めて、タブレットでスピーカーにして電話をかける
「もしもーし、誰?」

陸「この前貴方に乗っ取られた者ですが」

笑顔がものすごく怖い!

「は?意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇぞ」

陸「他に誰のスマホを乗っ取った?」

「証拠あんのかよ?」

陸「画面見ろ」

「なっ.....」

男子は動揺している

陸「お前のアクセス履歴全部持ってるから、今すぐばら撒こうか?」

「お前、何者だ!!」

陸「何でも屋だけど?」

「すみませんでした、退学だけは勘弁してください」

棒読みの謝罪をして、
ブチッと電話を切った

陸「反省してねぇなww」

成「次やらかしたらどーする?」

陸「成にボコってもらう」

成「分かった」

これで一件落着?

陸「って事で、二人ともチャット交換すれば?」

チャット.....LINEと同じようなアプリ

成「そうだな」

「ok!」

交換完了

陸「もしやお二人さん、俺が言い出すまでそーゆーの出来ないタイプ?」

「あはは」

笑って誤魔化す

成「そうだけど黙れ」

あっさり認めるタイプ!?

ガチャ

「ばんわー!」

夕方の丁度いい時間に正樹くん登場

陸「もう終わった」

正樹「なにが?」

陸「いや、むしろ何もない」

正樹「逆に怪しいんだけど!」

陸「成、今日の出来事覚えてる?」

成「全く」

正樹「嘘でしょ!?」

成くんって意外とボケるんだ......

正樹「じゃなくて!そろそろ帰ろ?」

陸「そーだな!」

このまま解散して、私は部屋に戻った。

夢委員会、生徒会、さぼり部......
いろんな闇?が見えた一日でした 

続く!

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