俺の名前は牧島大悟(まきしまだいご)。
バツイチ、貧乏、ブラック運送屋務めと三拍子揃った底辺オッサン。
今日もトラックを運転していたら異世界転生が目的の自殺志願者が飛び込んできやがった。
どうにか避けたのは良いが何故か俺が異世界に転移する羽目に。
しかも『神様』を名乗る存在に異世界の管理者としての仕事を代行してくれと頼まれてしまった。
『神の代行者』となった俺が飛ばされた所は辺境の貧乏国家ボーガベル王国。
しかも明日にも隣の大国エドラキム帝国が攻め込んでくるらしいという修羅場のまっただ中。
王女エルメリア、姫騎士メアリア、魔導姫シェアリアの三人に伝説の英雄神と勘違いされた俺は、成り行きで国を守る事になっちまった。
勿論さっきまでトラックを運転していた俺は戦争なんて無縁だし、人と戦った事だってありゃしない。
だけど神様に貰った二つのインチキ能力、いわゆるチートってやつがある。
一つは物や魔法、スキルを創り出せる『創造』
もう一つは二つの世界のあらゆる事象を記録し、『創造』の能力の補佐もするいわば神AIの『叡智』
折角貰ったこの二つの能力を駆使すれば、まぁどうにかなるだろう。
立ち塞がる奴は容赦なく倒し、戴けるモノは美味しく頂く。
しがない運転手だった男がどこまで成り上がれるか。
やってみようじゃないか。
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