アルファポリスに投稿したものをあげ直しました!予約投稿にしてしまったので連載中になっています。11月17日完結です。
あらすじ
ストーカーに襲われていた時に私──篠田美優(25歳)を助けてくれた名前も知らない男性。
私はどうにか彼にお礼をしようとするが「もし、また君とどこかで偶然会うことがあったら」と言われ断られてしまう。
お父さんには小さい頃から「なにかしてもらったら必ず礼を尽くしなさい」そう言われて育ってきた。
だから、ずっとお礼ができなかったことが気にかかっていた。でも、そんな偶然あるはずがない。
一年後。
上司である部長から「親会社の専務が企画担当者から直接話が聞きたいって呼んでる」と言われて、待ち合わせのラウンジへと連れていかれる。
そこで待っていたのは、あの日の夜助けてくれたあの人だった!
今度こそなにかお礼をと思うが、そんな私に彼は
「ちょうどさ、遊び相手が欲しかったんだ」
などと言ってくる。
しかも彼の左手薬指にはプラチナリング。
冗談じゃない。不倫を持ちかけてくるなんて、最低のクズ野郎と心の中で罵るものの、あれよあれよという間にホテルの部屋へと連れてこまれてしまう。
きゃー、襲われる──っ!!
緊張でパニックになる私をよそに
「ちょっとこれ一緒に観てくれない?」
彼はアニメのDVDを観ようなどと言ってくる。
意味がわからない。
いったい彼は私になにを求めているのだろう。
だが、知れば知るほど悪い人には思えない。
照れた顔とか、拗ねた顔とか、可愛いと思ったらもう負けなのかもしれない。
でも、この人、結婚してるんです。
※略奪ものではありません。
※校正しておりませんので、誤字など後々直します。
-
作品のキーワード
ログインすると作品の応援や感想の書き込みができるようになります。新規会員登録(無料)はこちら。
★を贈る
星を選択して「いいね!」ボタンを押してください。投票後、「いいね!を取り消す」ボタンを押せばいいね!を取り消すことが可能です。
感想を書く
感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。
通報をする
読者への感謝の気持ち