聖女の替え玉だった俺の聖魔法は植物特化らしい~廃村で楽々隠居生活はじめました~ (外部サイトで読む)
聖女と似た容姿と魔力量を持つという理由で異世界に召喚されたソウシは、聖女の替え玉として三年の月日を過ごす。
その生活は過酷で毎日厳しい修行に明け暮れる日々だった。
その甲斐あって、彼は聖魔法と精霊魔法を身に着け、聖女としての役目を果たし引退する。
引退した彼が望んだのは、元の自分としてノンビリと誰にも邪魔されず過ごしていくこと。
頑張った彼の望みを神官長をはじめとしたお偉いさん達が叶えてくれ、彼は50年前に打ち捨てられた廃村へと一人赴く。
「やるぞお。ここで快適に楽しく暮らしていくんだ!」
男の格好に戻り、一人笑顔を浮かべるソウシに不安などなかった。
持参したサツマイモを畑に植え、冗談交じりに人の傷を癒すヒールを唱えてみたら、畑一杯に緑が広がり大量のサツマイモが収穫できてしまう。
「とても驚いたが、これでもう食糧の心配はないな」
誰もいない廃村でソウシの楽々生活がはじまるのだった。
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