主人公である【悠】は、日本人によくみられる『同調圧力』の精神性について疑問を抱き、日々過ごしてきた。
悠の幼馴染の【芽衣】は、現代社会の『科学主義』に不満を抱き、生きていた。
その二人が、些細なきっかけで異世界まで転移し妖怪、神、天使や悪魔、妖精が普通に認知されている世界で1週間過ごすことになった。
その世界は、芽衣の理想である現代科学にはない『非現実の存在』があった。
そこで、とある事件が起こる。
『バラバラ死体』
悠と芽衣が滞在している【妖館】の従業員が何者かに殺されていた。
芽衣は事件を解決するために、妖館にいるみんなにアリバイ聴収を行う。悠はそれにしぶしぶ付き合い、一緒に事件の整理する。
情報が集まり、事件の真相が見えた時、あたりの雰囲気が怪しくなる……
辺りが真っ暗になり、物音ひとつしなくなる。
すると遠くから聞こえてくる、木の扉の破壊音や悲鳴。
破壊音
悲鳴
その音は徐々に大きくなり、犯人が悠と芽衣に近づいていることがわかる。
その状況に、悠の正常な思考ができなくなるが、芽衣はひどく落ち着き、犯人が近づいてきたときに部屋のドアを開け、外へ出て行ってしまう。
真っ暗な部屋の中、ただ一人取り残された悠は、自分を落ち着かせながら待っていたが、とうとうドアを破られてしまう。
犯人の顔は見えないが、手に持っている凶器は見える。
ナタ
悠は、それでバラバラ死体を作り、ドアを破ってきたのだと直感的にわかる。
犯人が振り下ろす凶器…………
悠は自分の体にそれが侵入していくところを目にしっかりと焼き付け、暗転。
目を覚ますと、無傷の悠と芽衣がいて、事件解決編に突入!
気が付くと芽衣がいて、事件解決編に突入し、悠は何もせずに事件が解決されてしまう。
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