【エピローグ】
山奥で孤児《子供》達と暮らしながら、植物園を経営していた100歳のお婆ちゃん。
100歳の誕生日のお祝いで息子や娘たちと久しぶりに再会し、盛大にお祝いをしてもらう。その夜、聖霊と初めて出会い、長生きはしてみるもんだと思いながら穏やかな眠りにつく。
その日の夢の中で白い部屋での不思議な夢を見る。
次の日巨木《世界樹》の根本で目が覚め、辺りを見渡すと、そこは異世界だった。
100歳の身体の為、ロクに歩き回る事が出来ないが、周囲の植物は見た事の無い物ばかり。かつて、”植物狂い”と言われた頃のように憑りつかれたかのように、興味を惹かれるままに歩き回る・・・新しい出会いに感謝して。
その日は見た事の無い植物に惹かれるままに歩き回り、その疲れの為巨木の元で寝る。もう後悔はない、と。
動く力も尽きて、横になっていると、この異世界に来るきっかけとなった聖霊マナに再会する。マナと話していると、不思議な声と共に、神々しい気配と共に聖霊が現れる。その聖霊は、聖霊女王《エレメンタルクイーン》と呼ばれる存在だった。
女王から「助けて下さい」と乞われ、新しい世界での新たな冒険が始まった。
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