飛び込んだ先は、幸せな未来世界でした。 (外部サイトで読む

南郷 兼史

――その時、僕は死ぬことを決めた。

 2008年のある日のこと、小学校教諭である下河一(しもかわはじめ)は、日々の生活に疲れ果て生きる気力をなくし電車に飛び込んでしまう。
しかし、死んだその先には幼女が一人、メルヘンチックな部屋で寝ていたのだ。何が起きたか分からぬまま、その幼女の気まぐれで彼は再びヒトとして生を与えられることになる。

飛ばされたのは2021年の夏。彼のあるべきだった物語が始まる――


※ローファンタジーです
※この物語はフィクションであり、実在の人物、地名、団体とは一切関係ありません
※一部非人道的かつグロテスクな表現があります

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