愛する君と日付の書かれた婚約破棄書 ~信じてほしい、君がいない未来なんて考えられない~ (外部サイトで読む

群青こちか

「お願いルドウィク、私と婚約破棄してほしいの!」
とても良く晴れた日。
婚約者のリュシエンヌから、突然告げられた信じられない言葉。
いままで何の揉め事もなく来ていたはずの二人。
意味が分からずにルドウィクは狼狽えてしまう。
すると、今度は彼女から「今から雷雨になる」と、驚くような言葉が続けられた。
こんなに澄み渡る青空の日、いったい何を……? 
困惑しているルドウィクをよそに、空は真っ黒になり、稲妻が光ったかと思うと大雨が降ってきた。
「私は一度死んだの、原因はあなたが他の女の人を好きになるから。これから先に起こることすべてがわかるわ」
愛する彼女の告白を最初は信じていなかったルドウィクだが
次々と起こる事実にこのままじゃいけないと思い始め
彼女と別れたくない一心で、未来を変えようと決意する。

そんな時、二人の間に美しい一人の女性が現れた。
二人はなぜ婚約破棄になったのか? 美しい女性は誰なのか?
そして、ルドウィクは未来を変えることができるのか……。

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