パーティ・ライン (外部サイトで読む)
それが大罪である事を知らず少年は。
己の母親を、己の手で、殺した。
それは世界に居場所を失くす事と同義だった。
少年の放浪の始まりは、夢想と希望が誘う旅立ちではなく、失意と、形に成らない罪悪感が駆り立てる逃亡だった。
少年の名は小虫(コムシ)。
剣術に長け、それが自身の存在を証す唯一の術と盲信する、未熟な精神の持ち主。
劣等感に根差した憎悪を糧にして生きる、人間未満の卑しい獣。
その旅路に、小虫は、何を見付けるのか。
※個人サイトと重複掲載になります、ご了承ください。
-
作品のキーワード
小説を読む(外部サイトで読む)
★と感想
ログインすると作品の応援や感想の書き込みができるようになります。新規会員登録(無料)はこちら。
★を贈る
星を選択して「いいね!」ボタンを押してください。投票後、「いいね!を取り消す」ボタンを押せばいいね!を取り消すことが可能です。
感想を書く
感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。
通報をする
読者への感謝の気持ち