『ろうそく心中』(『赤い蝋燭と人魚』小川未明) / 木江恭 (外部サイトで読む)
魚吉の葬式。長年の友 高五郎は遺言通り彼の手に赤いろうそくを握らせて海に沈め、故人が集めた無数のろうそくで送り火を焚いた。不意に高五郎が思い出したのは、魚吉が過去を語った夜のことだった。
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