『かんからり』(『雪女』) / 太郎吉野 (外部サイトで読む)
ホームレスの青吉は、食料を探しに入った市街地近くの山の中で、周囲から隠すように遺棄されたセダンを見つけた。快適なシートもあり、ドアを閉めると密室となるクルマは格好のねぐらで、青吉にとって手放したくないねぐらとなるのだが、しかし、そこには先住の「隣人」がいた。
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