「おれ」は、妖怪テナガアシナガについて語り始める。異様に脚の長い巨人アシナガは、望んだ分だけ伸びる手を持つテナガを背中に負っている。何故彼らの手脚は異様に長いのか。何故彼らは常に行動を共にするのか。その答えを示すのは、一組の男女が織り成す恋物語。
(『妖怪・手長足長の伝承』『童謡かごめかごめ』『賢者の贈り物(O.ヘンリー)』)
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