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神鎮め1 【魂呼び子】~坤與の摂理をも覆す……その少年、人にして只人にあらず~
生体的にはどこまでも人間´に過ぎない少年をとりまく宿縁奇譚。
活かせる能がなければガラクタ同然。使い手を選ぶ、やたら高価な道具を駆使する物語――
なれど、経過動線をにぎる主人公が駆け出しなこともあって、はじめからばんばん使ってゆくものではありません。
少年は、ある出会いをきっかけに《人》と《力ある存在》が協力しあって暮らす土地を目指します。
特殊な技能の学び舎としてある《法の家》に逗留することを選択した彼は、十五歳になった日の一か月後に行われる俗に《月流し》とも呼ばれる試験に挑むことに。
まったりと進行して見えるなかにも、異例の扱いがさらにもつれてゆく試験の顛末とその前後経過を描いてまいります。
おもちゃ箱をひっくりかえしたような幾何学技法と超常能力者のコラボ。
〝おもちゃ箱〟というのは、かなりまでキャッチ目的の表現。貴石・お宝入りの工具・道具箱とするほうが妥当です。
主人公が力不足なので、そのへんは出来る隣人で補っていきます。そういった場面も中盤以降になり、物語の見せ場として充分なのかもわかりません。
現実世界(こちら)ではない〝どこか〟としていて、こちら(現実)からの転移・転生・召喚要素はありません。
条件が揃えば、ほぼ一方通行的なジャンプ(過去へも未来へも)も起こります(条件的に、めったに起こることではないので、今回はエピソード外になります)。
ヒューマンドラマ――かも知れません。
うまく表現しきれているかもわかりませんが、三人称多元(神視点)です。
R15は先々に向けた保険。この回はさほどではなく――暴力はないけれど、多少の流血場面はございます。
主人公の〝五十代以上指摘〟は前身を加味したもの。あと十余年も生きれば三桁を数えますが、現在は心身とも少年です。
前身の〇亡時も見た目は若造。転生にあらず▷生です(本人は無自覚/潜在下では把握)。
表紙のイメージ画像は臨時です(描きたくとも腕前が……永遠に臨時のままかも知れません💦)。
こちら「カクヨム」氏でも公開しております。0クル
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